『赤木明登さんの能登椀』シリーズは、能登の木で能登で採れた漆を塗った器というのがコンセプト。
形も伝統的な輪島塗りの椀のようにたっぷりとした深さと張りがあります。
赤木さんの『形の素』という本の中に、能登で輪島塗りの弟子となったばかりころ、
もう誰も住まなくなった古い家の中からで出てきたという朽ちかけた古いお椀が載っているのですが、
その形が赤木さんの手によって繋がり、この『能登椀』になっているように思います。
極薄手の木地に透明な下地を何度も何度も薄く塗込め、最後に上塗りをして仕上げてあるので、
木地が透けて見えます。
艶やかで、やわらかく、ふっくらした感じに仕上がっています。
IZUMO[utsuwa]での紹介ページ☆(大きな画像が見られます。)
https://ameblo.jp/izumo-utsuwa/entry-12439857999.html |